シンガポール生活を始めるに当たって 【住居編】

今年も、あっという間です。

大きな転換期は4月からのシンガポール生活開始。もう既に、だいぶマンネリしていますが・・・。そこでちょっと自分のためにも振り返りを(予告通りです)。

⇒住居です

なかなかスムーズに調整がつきません。理由はコレです。

①「エージェントが各部屋ごとに存在する」

不動産の仕組みが日本と全く異なるため、コチラ側の不動産会社の現地エージェント(仲介人の様な人達)と、物件オーナー側のエージェントの都合が合致しないと、物件は見れませんでした。例えば、あるコンドミニアム内で5部屋を見たくても、5部屋分のエージェントが登場するという状況です(非効率としか思えませんが・・・)。

あとは、下記の3つが大切かと(もちろんどこでも一緒ですが)。

②条件設定(個別の生活レベル、家族環境によって、ちなみにワタシは前任者の20%カットを目標に掲げられていました)

③事前調査(下記URLである程度の物件状況を把握)

④家族との情報シェア(ビデオ撮影)

⑤最終交渉(設備、家具、電化製品などの負担などなど)

もちろん不動産会社に丸投げで物件をお願いしても問題ないのですが、ワタシは自分で良さげなモノをこのサイトからある程度ピックアップをして、不動産屋さんにお願いをしていました(見ているとキリがないので、妥協も重要です)。というのも、最初の別の不動産会社さんは・・・っていう感じのチョイスだったからです。https://www.propertyguru.com.sg/condo-directory

まぁ、殆どの人は住んだことのない国でしょうし、どこに何があって便利とか、何がどうなっているのか、サッパリ分からないというのが普通でしょうし。また、エージェントも凄く詳しいかと言うと、物件を管理しているだけなので、生活環境までは詳しくなかったという印象です。まずは、何に重きを置くのかという事が重要かと思います。特に家族持ちの方は。以前も少し触れましたが、お子さんがいる家庭で、それなりの歳で受験(中学校、高校、もしかしたら小学校)を視野に入れている方は、塾に通う事を視野にある程度入れて、物件を探したという事を聞いています。

我が家の例で言うと、長女が高校受験だったのですが、塾の事は視野に入れず生活をスタートしてしまいましたので、家から塾へのほぼ毎日通っている姿は結構大変そうでした。語学(英語、中国語)に不安が無ければ問題ありませんが、小さいお子さんは、より心配があるでしょうから、よく吟味して決められることをおススメします。

スクールバス(日本人学校を含め)が通常という事を考えれば、普段の通学にはあまり不安要素は、ないと言っても良いかと思います。

話は戻りますが、もちろん、グダグダのエージェントもいれば、懇切丁寧にその物件を教えてくれるエージェントもいて、端から見ていると面白いですが、やはり決める時間が限られていると、時間の制約もありイライラは募りますよね。まぁ我が家は、長男の学校、長女の学校、ワタシの勤務先の折衷案しか考えていなかったので、自動的に、EastWest線(緑)上しか、視野に入っていなかったというのもあって、QueentownからTanjong PagarのできるだけMRT駅に近い場所(車が保有できない)で、考えていました

 

コテコテの日本人なので、お願いをしたのは、日本でもお付き合いのあるスターツさんのシンガポール支店or子会社でした。当時の営業の方は退社されたと聞いていますが、ローカルのRickさんはとてもフレンドリーでGoodでした。https://kaigai.starts.co.jp/singapore/company

Rickさんが大のおススメだった物件は、超絶大きいプールの物件でしたが、少しだけMRT駅から遠かったので、妻からはNGでした。ただ、プール好きの娘は悔しがっていましたよ。ちなみに「もちろん、このプールの維持費は家賃から出ているよ」と聞いた時に・・・、そりゃそうやな~と納得感がありました。それにしても、シンガポールのコンドは高すぎですね。

我が家は、ワタシ独りがホテル住まいの時に進めた(家族はまだ日本にいたので)のですが、意外に簡単に決まりました。妻も上記サイトをチェックし、物件下見時は携帯電話のビデオを撮り(写真だけでは臨場感がないと妻が指摘したので)、できる限り情報をシェアできたのも、有効だったかと考えます。

自宅の冷蔵庫の様に、fairprice(スパーマーケット)を利用できているので、まぁ今は快適っちゅうたら快適でしょうか。

 

住居が決まれば、何をどこまで条件に組み入れるかがオーナーとの大切な最後の仕事ですね。ちなみに、我が家は全家電、全ベッド、ワタシのこだわりのウォシュレットをオーナーに負担をしてもらいました(もちろん細かいブランドの指定などは、飲んでもらえませんでしたが)。そして家具関係は1,500シンガポールドルまではオーナーが負担してもらうという事で、最終締結をしました。たまたま、カーテンをアレンジする際に、オーナーに会う機会があったのですが、すごくフレンドリーなオーナーでザ・シンガポーリアンっていう印象はなかったので、我が家はオーナーにもエージェントにも、恵まれたのかなぁと感じています。この最後の交渉事は、中国式と言えばそれまでなのですが、借り手にはすごく重要な事ですので。

 

次は、もっと良い物件を見つけたいですね~!