シンガポールの学校事情(日本人学校+塾)「早稲田渋谷&インター校はまた別の機会に。」

シンガポールの駐在が言い渡され、まず思い浮かぶのは「家族はどうする・・・!?」

ウチの家族の場合、既に子供たちは中学生、高校生。分別が付いている年頃でしたが、父の威厳なのか、父への尊敬なのか、はたまた、シブシブか、好奇心か・・・全く本音の部分は分かりませんが、比較的スンナリと受け入れた子供たちでした。

嫁が「帯同!」宣言をイチ早く出していたというのが、大きな決め手になったかとは感じていますが。ただ、家族には感謝感謝です・・・こんな遠くまで。「思えばぁ~♪遠くへ来たもんだぁ~♪」と口ずさむのでした(もちろん、もっと遠くてハードな国を経験されてる方はワンサカいらっしゃいますよね)。

 

ただ、いざ来てみると、やはり日本で聞いていた話とは色んな面で違っており、子供達にとっては、なかなかハードな生活なのかもしれません。その辺は追々綴っていきます。

 

シンガポールはこの小国でありながら、2つの日本人小学校(東部にチャンギ校、西部にクレメンティ校)、中学校はクレメンティに1校あり、通学バスが縦横無尽に配置され、通学には全く問題ないので、住居、職場、学校との兼ね合いは、それ程重視する必要はありません。ちなみに、我が家はPasirRisパシリス(インター校)とClementiクレメンティ(日本人中学校)を条件にしていたために、その中間をとって、MRTのEastWestライン沿線駅のTiong Bahru(チョンバル)、Redhill(レッドヒル)、Queenstown(クィーンズタウン)の3つしか候補がありませんでした、それ以外は何も考えていません。

 

ただ、教育熱心な日本人とお国柄で、塾へ通っている同級生が非常に多くて驚きました。妻曰く、塾をメインに住居探しを行ったという家庭を何件も聞いていた様です(セントラルエリアになる傾向が強いかも・・・もちろん住居のお値段は高いですよね~)。シンガポールは安全と言っても外国ですし、言葉が流暢な家庭ばかりではないので、色んな家庭の色んな優先順位から、住居は選択していくのでしょう。

我が家は、本社から「経費削減!前任者より家賃2割カット」的な事を言われ、、、「どっひゃ~ん!」って感じで住居レンジが決まってしまった⇒つまり、夢はなくなりました!

選択肢は限られ、場所も限られ、好奇心が失せ・・・こんな感じでしょうか。こんな経験をしないように、皆さんもくれぐれもお気を付けて。

 

もちろん、学校に通い始めるとご多分に漏れることなく、先人の駐妻方の大切な助言を真摯に受け止めた妻は、子供の塾通いを推進、教育ママとなり、怒涛の塾通いが開始しました、親子ともども。「外国に来てまで塾通いするの?」と驚いているしがないオッサンを横目に、中学校⇔塾のルーティン生活がいつの間にかにスタートしていました。

また、この塾費用が高いのなんのって・・・もう!

住居を言われるがままの条件下で借りてしまったため、子供の塾通い、嫁のGrab並みの弁当配達回数を考えると、塾の近くに住居を構える事も一つの選択肢だったのかもしれませんね。

 

たまたま、6月の上旬から中学校へ通い始めたタイミングで、学校の懇談会に参加できたことは非常に大きかったと妻が熱く語っていました。こちらは「何が?どうして?」って感じでしたが。

よくよく聞いてみると、やはりWebの掲載情報よりも、先人の駐妻ネットワークは凄まじく太く張り巡らされており、学校問題、塾問題、ヒトの噂から芸能ネタまで、とにかくあらゆる情報が飛び交っていると聞きました(煙情報やどうでも良い事もたくさんあるのでしょうが・・・)。「ホンマに暇やね~」なんて、絶対言えません!

妻は、もともとあまりそういう環境は好きではないので、少し距離を置こうとしていた様ですが、子供のための情報収集を実行するという観点だけで、意を決して飛び込んでみたようです。まぁ、今となっては、とても良かったと言っているので・・・良かったのでしょう(もちろん、典型的な日本人コミュニティーの駐妻編です)。これから本格的に開始する方は、やはり情報不足が懸念されますので、ウチの嫁になれとは言いませんが、色々とキャッチできるツール(駐妻ネットワークは1例です)を保持する事をおススメします。

 

あと、子供が言うには、シンガポールの授業の進度が日本とは異なり早い(横浜の公立高校受験予定だった)ため、特に数学の授業で習っていないところがいくつもあって、苦労したようです。恐らく、日本とは大きく異なり、色んな条件下での受験、帰国、他国を視野に入れているなど多様が故の、進度ではないかと勝手に推測しています。

 

簡単ですが、初級編で記載しました。